沖縄歴史認識懇話会

会則

沖縄歴史認識懇話会会則

1. 設立目的

沖縄歴史認識懇話会(略称「沖歴懇」)は、将来政府と沖縄県に対し、沖縄についての歴史認識問題を議論する公的な枠組み「沖縄賢人会議」(仮称)の設置を働きかけていくことを目的とする非営利的、中立的、期間限定的な私的ボランテイア組織、任意団体である。

明治時代の「琉球処分」以降、先の世界大戦を経て、多くの沖縄県民の心には、「本土からの差別」に深く結びついた「沖縄についての歴史認識」が植えつけられてきたとの認識が県内に強く存在する。一方で、県外の人たちは概してこの認識に大きな関心は示さず、また、理解をしようとする姿勢にも欠けるところがあり、近年沖縄の県内外を通じて、「沖縄の歴史問題」に対する関係者間の認識の乖離は、益々大きくなってきていることが看取される。

これに対して政府と沖縄県は、状況改善のための手立てを講じておらず、県外の人たちにとって沖縄は心理的に遠い存在、県内の人たちの疎外感は増大、という状況が手つかずのままに続いている。勢い、在沖縄米軍基地問題を巡る政府と県の「話合い」では、「すれ違い」「冷ややか」「苛立ち」等などなどの好ましくない雰囲気がますます目立つようになってきている。

「沖歴懇」は、政府と県のそれぞれが選ぶ様々な分野の専門家によって「沖縄の歴史認識問題」が正面から議論されることが重要と考える。これは、政府と県の間で直接に歴史問題を取り上げるよう提案するものではなく、また、個々の米軍基地問題解決の促進を狙う特別の場の設置を提案するものでもない。「沖歴懇」は、 政府と沖縄県が共同で設置する“公的な議論の枠組み”において、民間有識者が沖縄の歴史認識問題について率直かつ真剣な議論を何回も積み重ねることを提案する。それによって、例え米軍基地問題について政府と沖縄県の間で立場の相違が残ったとしても、そこに「適切な距離感」が醸成され、話し合いが「すれ違い」ではなく、将来に向けて共に「是々非々」の立場で取り組む全体的な環境が整っていくと考える。
「沖歴懇」は、こうした“心理的”基地負担軽減に関する民間の努力が、“物理的”基地負担問題に対する政府と県の取り組みにも良い影響を与え、基地問題のより建設的かつ包括的な解決に向けた緒を探る一助となるものと確信している。

2. 活動内容

「沖歴懇」は、公的「沖縄賢人会議」設立の提案趣意書をまとめ、賛同者の電子署名とともに、政府と沖縄県に対しこれを提出することを主な活動とする。

「沖歴懇」は、将来「沖縄賢人会議」における議論の参考に資するため、沖縄の歴史認識問題についての代表的事例を選択し、論点を整理したものを取りまとめる。なお、「沖歴懇」の立場はあくまでも中立的であり、特定の「歴史認識」を示すことはせず、また、「沖縄賢人会議」の構成等についても意見を表明することはしない。「沖縄賢人会議」の運営はあくまでも政府と沖縄県の手に委ねられるべきものとの立場である。

政府と沖縄県に上記提案趣意書を渡した段階で、「沖歴懇」の使命は達し、活動を終了する。

3. ホームページの開設

「沖歴懇」の活動の案内、啓発等のため、ホームページを開設する.

4. 提案趣意書作成の方法

ア) フェイスブックを活用し、沖縄の歴史問題に関心を有する人たちから広く意見交換しつつ、「沖縄賢人会議」設置の提案趣意書を作成する。

イ) 一般用フェイスブック「沖縄歴史認識懇話会」を開き、入会案内、「沖縄賢人会議」設置提案趣意書(案)等各種の諸情報提供を行う。一般読者からのコメントを歓迎する。

ウ) 会員用フェイスブック「ORKグループ」を開設し、会員間の情報、意見交換の場として活用する。

エ)提案趣意書作成終了の際には会員の電子署名とともにこれを政府と沖縄県に提出する。

5. 会員制度

(1) 会員

「沖歴懇」はその設立目的に賛同する一般有識者から会員を募る。会員資格を沖縄問題の専門家に限ることはしない。

(2)入会申請手続き

ア)「沖歴懇」の設立世話人(氏名等は付則参照)は、自動的に会員と認められる。

イ) 入会希望者は、一般用フェイスブック「沖縄歴史認識懇話会」に掲載の入会手続きに従い、氏名、住所、年齢及び職業をgoiken.okirekikon@gmail.comに通報し、会員申請を行う。

ウ) 会員は、会員用フェイスブック「ORKグループ」上でも、新会員のための入会申請を行うことができる。

エ)なお、匿名や偽名による入会申請は受け付けず、また、会員に「沖歴懇」の正常な運営を妨げる等会員としてふさわしくない言動がある場合には、退会を求められ、または、会員資格に制限を加えられる場合がある。

オ) 入会決定はフェイスブック管理者から申請者に通知される。

カ) 「沖歴懇」ホームぺージにも入会案内を掲載する。

(3)会費
 会費は徴収しない。

6.「沖歴懇」の組織

ア) 代表(1人)を置く。代表は、設立世話人の互選によって任命される。

イ) 代表代行(数人)を置く。代表代行の任命は、設立世話人の同意を得て、代表がこれを行う。

ウ) 総務委員会を設け、「沖歴懇」の全体的運営及び新規会員承認の事務を担当する。委員の任命は、設立世話人の同意を得て、代表がこれを行う。

エ) 編集委員会を設け、フェイスブックを活用して会員との意見交換や提案趣意書取りまとめの事務を担当する。委員の任命は、代表が設立世話人の同意を得て、代表がこれを行う。

オ) 役職・担当の定数等は状況に応じて柔軟に定める。

カ) フェイスブック管理人(数人)を置く。管理人の任命は、設立世話人の同意を得て、代表がこれを行う。

7.その他

「沖歴懇」の会則変更は、代表が設立世話人の同意を得て発議し、会員の過半数からの同意を得て承認される。

(付則)

1.沖縄歴史認識懇話会は、2017年2月1日設立世話人によって設立された。

2.設立世話人は次の7名である。

大山三枝子  (主婦)
塩谷隆英   (元NIRA理事長)
鶴田瑞穂   (新三木会幹事)
則松久夫   (元鉄鋼会社勤務)
橋本宏    (元沖縄担当大使)
半田敏雄   (元三菱重工業勤務)
松井和明   (元都市銀行勤務)

3.2017年2月1日現在の担当は次のとおりである。

代表          橋本宏
代表代行        半田敏雄、則松久夫、塩谷隆英
総務委員        橋本宏、半田敏雄、塩谷隆英
編集委員        橋本宏、渡辺敦子(注)
フェイスブック管理人   大野良子(注)

(注)渡辺敦子、大野良子両氏からは、「沖歴懇」会員として、協力を得るものである。